検査・手術について
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検査について
胆のう結石の検査
胆のう結石の診断には、腹部の検査を行います。
患者様の状態に応じて、いろいろな検査が実施されます。
胆石の検査
胆のう結石・胆管結石ともに、状態を正確に確認するため、腹部超音波検査や腹部CT検査、血液検査を組み合わせて行います。特に炎症や詰まりが疑われる場合は、これらの検査をもとに総合的に判断します。
- 血液検査
- 超音波検査
- CT検査
- MRCP
※急性胆管炎では、早期に診断し治療を始めることが重要です。緊急時には、内視鏡(胃カメラと同じ方法)で胆管に細い器具を入れ、詰まった石を取り除く治療を行うことがあります。また、肝臓内の胆管に石が詰まる場合は、原因となる病気や胆管の異常なども含めて慎重に調べます。
手術について
手術の適応
- 軽症状を有する患者様が1年間に重篤な症状や合併症を発症する確率は1~3%
- 有症状胆のう結石患者様の12%に急性胆のう炎が発症
原則として、胆石による症状がある方に手術を行い、胆のうを取り除きます(胆のう摘出術)。昔はお腹を大きくあけて胆のう摘出術を行っていましたが、現在はお腹の1~2cm程の傷からカメラ(腹腔鏡)を入れて、手術を行います(腹腔鏡下胆のう摘出術)。
胆石症の手術にはいくつかの方法があります
当院で行う単孔式腹腔鏡下手術とは
- 傷が目立たず、美容的です。
- 入院期間が短く、その分費用も安くなります。
- 保険が適用されます。
単孔式腹腔鏡下胆のう摘出術は、おへその下の小さな傷から行う手術です。おへそに沿って器具を挿入するため、傷が目立ちにくく、美容的にも配慮された方法です。当院では2009年に単孔式腹腔鏡下胆のう摘出術を導入し、2025年9月までに5,000例を超える手術実績があります。手術は、日本内視鏡外科学会技術認定医の資格を持つ医師が担当しています。
当院の単孔式腹腔鏡下胆のう摘出術の手術方法
単孔式腹腔鏡下胆のう摘出術は、おへそに1カ所の小さな傷(1.5cmから2.0cm程度)を開けて行う手術方法です。従来の腹腔鏡下手術に比べて傷口がおへそ1カ所と身体への負担も軽減され、より整容性にも優れた手術方法となります。おへそ1カ所から手術を行うため、高度な操作技術が必要とされ腹腔鏡下手術に熟練した内視鏡外科医と麻酔科医、手術スタッフが責任をもって手術を行います。
手術の流れ
手術時間は30分から1時間程度です。
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STEP
01
おへそに約2cmの小さな切開を加え、プロテクターを挿入します。(図1)
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STEP
02
トロッカーから炭酸ガスを注入し、お腹の中を膨らませて視野を確保します。(気腹)
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STEP
03
腹腔鏡(カメラ)を挿入し、モニターでお腹の中を観察します。
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STEP
04
鉗子や電気メスなどの器具を挿入します。(図2)
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STEP
05
胆のう管と胆のう動脈を切離して、胆のうを切除します。
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STEP
06
胆のうは、おへその傷から取り出します。(図3)
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STEP
07
手術後、お腹の中を洗浄し、炭酸ガスを抜いてから傷を閉じます。(図4)