よくある質問

診断・経過観察について

医療技術の進歩や健康診断の普及によりたまたま発見される機会が多くなっています。石が見つかっても、症状が出る頻度は比較的低いとされており、経過が安定している場合には、定期的な診察を行いながら経過観察とすることが一般的です。ただしあくまでも原則であって、かかりつけの先生と相談して下さい。

胆石の存在により現在のところ、胆石があることで胆のうがんの発生頻度が明確に高くなると示した報告は多くありません。胆のう癌の危険因子は、3cm以上の胆のう結石、ご家族に胆のう癌になった方がおられること、長期にわたる胆のう炎を煩っていることなどとも言われています。いずれにせよ取った胆のうに癌がないかどうかを病理組織検査で調べます。癌がない場合は治療終了となりますが、癌が認められた場合は追加で手術が必要になることもあります。

治療法について

手術をしない治療があります。
お薬(経口胆のう結石溶解剤):石を溶かす→ウルソデオキシコール酸(ウルソ®)の内服、胆汁の分泌量を増やしたり、その性質を変化させて胆石を溶かします。条件があり、コレステロール胆石(1cm以下)で、胆のう機能良好な場合です。

疑問にお答えするために、胆のう手術の歴史を見てみましょう。
1) 開腹胆のう結石除去術
1867年Bobbs(インディアナ医科大教授)が胆のう結石の石だけを取りました。その後も石だけを取る方法が行われましたが、すぐに再発するため、現在では行われていません。
3年再発率:50%、15年再発率:81%再発(1970年に報告)
2) 開腹胆のう摘出術
1882年世界で初めてLangenbuch(ドイツ)が施行。
「胆のうを取るのは、胆のうに石があるからではなく、そこで石ができるからである。」と名言を残しました。
その後、100年にわたり標準手術となりました。
3) 腹腔鏡下胆のう摘出術
1987年Mouret(フランスの婦人科医)が腹腔鏡下での婦人科手術の後に、続けて胆のうを摘出しました。
1989年Dubois、Perissat (フランスの外科医)
1990年日本で初の施行(帝京大学山川達郎教授)
以後爆発的に普及し現在の標準治療となっています。
このような歴史を経て、現在では胆のうを摘出することが胆石症の手術の条件となっています。

手術後の生活に関すること

胆のうは胆汁の貯蔵する場ですが、生きていく上で絶対に必要なものではありません。胆のうがなくなった場合は、肝臓自らが、食事に応じて胆汁を出しますので、多くの方は日常生活を送られています。ただし、たくさん食べたり、脂っこいものを食べた時などは、肝臓からの胆汁の分泌が追いつかなくて下痢や腹痛認めることがあります。また胆汁分泌を促す薬が必要になることもありますので、その際は医師に相談して下さい。

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